4月の細浦復興朝市を2017年4月23日(日)に開催しました。
この日は風があり、午前中は寒く感じられました。しかし、時折日ざしも出るなど、天気はもってくれました。
今回は9店舗が出店。入り口のホワイトボードには、それぞれのお店のおすすめ商品を書いていただきました。
これはシイタケ生産者の柳原商店さんのおすすめ「シイタケのつくだに」
柳原商店さんは、乾燥シイタケもおいしいですが、やはり原木しいたけが人気。
今回はじめて乾燥リンゴチップを購入。これがたいへん甘くておいしかったです。お茶にも合います。
野菜全般を販売する高橋商店さんの今日のおすすめは「トマト」。
前日に収穫したトマトを仕入れたそうです。新鮮さはヘタの部分をみれば一目瞭然。
自家製の海産加工品を販売する森弘商店さんと、細浦地区のおとなり碁石地区の濱森商店さんのおすすめはいずれも「かまあげ」。
「かまあげ」はゆでたてのしらすです。
これは森弘商店さんのじゃこ。
早速、晩ご飯としてご飯の上にたっぷりかけていただきました。つくりたてのおいしさがあります。
新鮮な地元の魚貝類を販売する丸金商店さんからは、ムラサキイガイ(ムール貝)が。
黒っぽい貝ですが、少しムラサキがかっています。
お聞きしたところ、この貝はおいしい出汁がでるそうで、色々な料理に使えるとのこと。
今回も千葉大学の女子学生がスタッフとして参加。協議会ブースのトイレットペーパー、ティッシュ特価販売の売り子を担当。
この日、皆さんの笑顔に引き寄せられたか大変売れ行きがよかったです。
朝市会場の敷地の片隅には、スイセンの黄色い花がたくさん咲いていました。
津波被災したお家の庭に育っていたスイセンと思われます。震災から6年がたち、少しずつ増えているようです。
この朝市会場あたりを、多目的広場として整備することが検討されています。
この日の朝市終了後には、協議会が主催して地元住民の参加を募った意見交換会を開催しました。活発な意見交換が行われました。